STORY, 第一章人生は足し算

1-12 偉大なる死② ある社長の終焉


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仕事の依頼で出逢った社長・・

その偉大なる社長が天国に旅立たれました。

食を裏側から支えてきたプロ中のプロの社長。

数年間を共に過ごした仕事での時間。

私は、父との関係が比較的に薄い・・

なので父親のような感覚がどこかにありました。

これまでに日本の食、難しい大量生産を手掛けてきた生き字引。

高度成長時代の絶頂期に大活躍された。

某大手のお米で出来たバンズを開発手がけた実績

食歴史に残る食の開発をしたり

日本のファストフード、ファミレス、

コンビニと深くかかわった存在。

工場の製造や生産

開発も含めて日本や海外でも活躍

晩年に知り合った私は、

食の世界は同じといえども全く違うジャンル

学ぶことだらけ

商品開発のノウハウ

家庭用キッチンラボから工場生産への移行は別物

今でも感謝する貴重な体験ばかりでした。

業界では名の知れたコワモテだったらしいタフガイ。

しかし、

その強靭な精神でもいつかは命の終焉を迎えるもの・・・

私は、最後に社長のもとで一緒に働かせていただき、

約3年近くは食品業界での仕事を学ばせて頂きました。

このド素人、業界でのルールすら知らずに飛び込み

全ての商品開発を任せて頂きました。

名のある大手食品会社でのプレゼンは全て同行、

全国を駆け巡った。

更に、

開発のノウハウも伝授頂き、今でも財産となっています。

この2年間は音信不通でしたが

3週間くらい前に、私は工場生産の事で電話を入れたのですが

繋がらない。

そして

一週間して、気がつくと

社長からの伝言が・・・・

その声は、

一瞬で、体調が良くない状況であるとわかり

振り絞った声で、残されたメッセージでした。

直接のやりとりは無かったのですが、

それから2週間後にかかってきた以前のお仲間。

偉大なる命の終焉を告げる報告でした。

未熟な私をご指導頂き全てが新鮮な学びの中で二人で夢を語り

成功を楽しみにしていた数年前。

食の裏方業界において損失は大きい。

その社会貢献に敬意を表します。

この数年は大変な状況であったのは残念

ドラマ以上に壮絶な体験を私も含めて巻き起こったあの頃

イスラエル、アメリカを舞台に夢を実現させようとしたあの頃

二人して一緒に戦っていたあの頃

私は、体が悲鳴をあげアトピーが悪化していったあの頃

もう

充分やったじゃないですか社長・・・

その意志は、多くの食品業界に立派な

功績を残したのは言うまでもない。

70を越えても第一線で活躍を続けていたツワモノ。

ゆっくりとゆっくりと静かに休んでください。

その教えは残された者が継承していかなくてはならない。

亡くなった父のような存在を感じていた社長でした。

2人で食べた牛丼が懐かしい。

私にとって偉大な存在の死でした。
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2013-10-15 | Posted in STORY, 第一章人生は足し算 |